本記事は、フレスコボール日本代表・大和地亮太選手が、平日は企業勤務、週末は競技に向き合うデュアルキャリアを実践する中で体感してきた「脳疲労」と「回復」、そして“余裕”の重要性についての実体験をもとに構成しています。
仕事とスポーツを両立するからこそ見えてきた、オンオフの切り替えと戦略的休息の考え方を整理しました。

【監修者】大和地亮太(やまとぢ・りょうた)|フレスコボール日本代表
フレスコボール日本代表選手。平日は企業に勤務しながら、週末は国内外の大会に出場するデュアルキャリアアスリート。協調性が求められる競技特性を体現し、「思いやりは余裕から生まれる」という考えのもと、コンディション管理と戦略的休息を重視した競技生活を送っている。
「休むのが苦手なんです」
そう言う人ほど、たいてい真面目で、責任感が強くて、周りのことをよく見ています。
でも、もし最近こんな状態が続いているなら、少しだけ立ち止まってみてください。
休んでいても、なんだか罪悪感がある
仕事が終わっても、頭が切り替わらずずっと考え続けてしまう
余裕がなくて、言い方がきつくなったり、判断が雑になったりする
家族や仲間に優しくできず、あとで自己嫌悪する
これは「性格のせい」ではなく、シンプルに “余裕(休息)”が足りていない状態 かもしれません。
デュアルキャリア——仕事と趣味や競技を両立する生き方は充実感がある一方で、想像以上に脳を使います。
オンオフの切り替えがうまく設計されていないと、脳疲労は静かに蓄積し、気づかないうちにパフォーマンスや集中力を下げてしまうこともあります。
このことを、スポーツの世界からとてもわかりやすく伝えてくれるのが、フレスコボール日本代表として活動する 大和地亮太(やまとぢ・りょうた)選手 です。
平日はフルタイムで仕事をしながら、週末は競技に向き合う生活。
さらに平日もピックルボールを行い、クロストレーニングとして体を動かしています。だからこそ、より「回復」と「コンディション管理」が重要になると言います。
そして彼が大切にしている考え方は、これです。
「思いやりは、自分の“余裕”からしか生まれない」

デュアルキャリアはなぜ疲れる?仕事と趣味を両立すると脳疲労が蓄積する理由

やることが多い人ほど、頭はいつもフル回転です。
仕事、家のこと、子どものこと、予定、連絡、買い物…。
「考えること」が終わりません。
すると起きやすいのは、こんなことです。
返事が短くなる
つい語気が強くなる
いつも焦っている
「まあいいか」が増える
人の相談に乗る余裕がなくなる
本当は優しくしたい。
本当は丁寧にやりたい。
でも、それができない日が増えてきたなら——
あなたに足りないのは根性ではなく、回復の設計と戦略的休息です。
「敵がいない」フレスコボールが教えてくれる余裕の本質

フレスコボールは、少し変わったスポーツです。
なぜなら、敵がいないから。
ペアでラリーを続けて、相手が打ちやすいボールを返し合います。
つまり、うまさだけじゃなく、相手への気づかいが大事になります。
ここがポイントです。
相手が打ちやすい球を返すには、技術だけでは足りません。
心と体の余裕が必要です。
疲れて余裕がなくなると、球は雑になる。
相手への配慮も薄れる。
「いいボール」を返せなくなる。
これ、仕事や家庭でも同じだと思いませんか?
デュアルキャリアを続けるために必要なのは、気合ではなくオンオフ切り替えの設計なのです。
仕事と趣味を両立する人のための「オンオフ切り替え」3つのスイッチ

切り替えが上手い人は、気合ではなく“合図”を持っています。
① 体のスイッチ:首をラクにする(下を向きっぱなしをリセット)
平日のデスクワークやスマホは、どうしても首が下向きになります。
それだけで姿勢が丸まり、呼吸が浅くなりやすい。
一方、週末に体を動かすと、普段と違うところに負荷がかかります。
だからこそ、平日の首・肩・目の疲れを放っておくと、
「切り替えたつもりでも疲れが抜けない…」が起きやすい。
今日からできるワンアクション(30秒)
画面から目を離して、背すじをスッと伸ばす
鼻から吸って、口からゆっくり吐く(3回でOK)
首を無理に回すより、まず呼吸を深くする
※痛みがある場合は無理をせず、専門家に相談してください。
② 気持ちのスイッチ:寝る前に「終わりの合図」を作る
切り替えが苦手な人は、布団に入ってからも頭が働きます。
「明日のこと」「あの返信」「やり残し」が止まらない。
そこで大事なのは、寝る前に “終わりの合図(儀式)” を作ること。
たとえば、枕を「寝具」ではなく、
頭を乗せたら“今日は終わり”という合図として使ってみる。
キュアレの枕 THE MAKURA は、そういう“スイッチ”として扱うイメージです。
大事なのは「枕で必ずこうなる」と言うことではなく、
切り替えのきっかけを作ることです。
今日からできる合図(1分)
枕に頭を置いたら、心の中で「今日は終わり」と言う
それでも考えが止まらない日は、呼吸を10回数えるだけでOK
デュアルキャリアの回復を「設計」するという考え方
仕事と趣味を両立するデュアルキャリアは、
想像以上に脳を使います。
日中の判断、週末の集中。
オンオフの切り替えが曖昧なままだと、
脳疲労は静かに蓄積していきます。
だからこそ大切なのは、
回復を“偶然”に任せないこと。
戦略的休息とは、
「休めたらいい」ではなく、
回復できる環境を整えることです。
そのひとつが、寝姿勢。
キュアレの枕「THE MAKURA」は、
体が自然な姿勢へ導かれる設計という発想でつくられています。
寝る前に使い、
「今日はここで終わり」と区切る。
それは、
仕事の頭を切り替え、
休息モードへ入るための“合図”になります。
デュアルキャリアを続けるには、
気合ではなく、回復の設計。
睡眠環境を整えることも、
その一部です。
③ 考え方のスイッチ:「休む=相手のため」と考える
休めない理由は、能力ではなく「考え方」だったりします。
休む=サボり、と思っていると、罪悪感が勝ってしまう。
ここで考え方を一つだけ変えます。
「自分を整えることは、相手のため」
6年前、ブラジル遠征。12月は夏前で気温30度、強い日差し。
寒い日本の冬から移動直後、体はすぐに疲れたと言います。
余裕がなければ、いいラリーは続かない。
ナイスボールは返せない。
その体験が、休むことの意味を変えました。
3分チェック:いま「余裕不足」かも?
- 休んでいても、頭のどこかで仕事や用事を考えている
- 最近、返事がそっけなくなった気がする
- 休日も予定で埋めないと不安になる
- 首・肩・目の疲れが抜けにくい
- 寝てもスッキリしにくい
- 「休んだら負け」とどこかで思っている
3つ以上当てはまるなら、いまは「余裕の作り直し」のタイミングかもしれません。
今夜からできる「休み方」ミニプラン(5分・1分・0秒)

忙しい人でもできるように、3段階で用意しました。
5分(できる日に)
深呼吸(ゆっくり3回)
首・胸まわりをやさしく伸ばす
枕に頭を置いたら「今日は終わり」
1分(最低限)
枕に頭を置いたら「今日は終わり」
呼吸を10回数える
0秒(それも無理な日)
これだけ思い出す:
「整える=相手のため」
罪悪感の質が、少し変わります。
休むことは、あなたの「思いやり」を守るためにある
頑張り屋さんほど、つい無理をしてしまいます。
そして無理が続くほど、余裕が削れていきます。
でも思いやりは、気合からは生まれません。
余裕から生まれます。
だから休むことは、サボりじゃない。
家族や仲間に、いい言葉、いい判断、いい返しをするための準備です。
今夜は、まず一つだけ。
枕に頭を置いたら「今日は終わり」。
そこから始めてみてください。





























































































































































































