外反母趾や扁平足などと合わせて起こりやすい巻き爪ですが
実は「巻き爪」で困っている方は約10人に1人。
女性特有の症状という印象を持たれている方も多いですが、実は男性にも多く見られます。
「いつか治る」と思って巻き爪の痛みを我慢して放置すると、足の指を庇う歩き方になるために正しい歩き方ができなくなってしまいます。早めに対処することが大切です。
この記事では、巻き爪の原因からオススメの対策をご紹介します。
巻き爪とは？
巻き爪とは主に足の親指の爪に見られ、呼び名の通り、爪が内側に巻いている皮膚に食い込んでいる状態です。
巻き爪部分が皮膚に食い込んで痛み、炎症を起こしている状態のことを陥入爪（かんにゅうそう）と言います。陥入爪になると、歩行できない程の痛みを伴うこともあり、悪化する前に適切な処置が必要です。
巻き爪が起こる原因とは
①運動不足
本来、歩く時に足指が地面からの力を受けることによって、爪はなだらかなアーチ形に保たれています。
運動不足で地面から足指への正しく力が適度にかからない状況が続くと、爪を広げる力よりも爪の巻く力の方が強くなり、爪が曲がりやすくなります。巻き爪は移動手段の発達により、あまり歩かなくなった現代人に増えている病気とも言えます。
お年寄り、療養中など足に体重が加わる機会が少ない人は運動不足になりがちでなので、巻き爪の発症リスクが高くなります。
②爪先が細い靴、締め付けの強い靴下を履いている
爪先の細いパンプスやハイヒールなど履いていると、つま先に「指への過剰な力」がかかる為、爪や指先が常に圧迫された状態が続き、爪の巻く力が必要以上に強くなり、巻き爪が発生してしまいます。
また、窮屈な靴下や、硬い革靴、足の形に合っていない靴を長時間履いていると、爪が圧迫され続けるため巻爪になりやすく、治りにくくなります。
③深爪である
「間違った爪切り」も最も多い原因です。
爪を短く切りすぎてしまうと、皮膚が爪を支えることができず、皮膚が盛り上がり、爪の縁が食い込んだ状態となっていきます。まずは深爪をすることのないよう、爪の長さを指の先端に合わせるか、形を爪の形を平らでまっすぐ「スクエア」になるように整えることが大切です。
巻き爪を放置していると
足の指の痛みをそのままにしていると、痛みを庇うために正しい歩き方ができなくなり、タコ・ウオノメや筋肉痛など、さらなるトラブルを引き起こします。さらには足首や膝にも大きな負担がかかるため、関節の病気を悪化させてしまう可能性があります。
また、トラブルを抱えたままでいると、つまずいて転びやすくなったり、歩く量が減ってしまうなどで運動不足を招いたりする可能性があります。特に高齢の方は早めの対応が必要です。
巻き爪は自然治癒する？
通常、巻き爪は自然に治るものではありません。
初期であれば、爪の切り方や、靴を変えたりするなどで症状が改善する可能性がありますが、痛みによって、正しく足の指が使えないために、歩行時の姿勢が悪くなり、膝痛や腰痛といった、大きなトラブルになる場合もあります。
巻き爪の予防
爪に痛みを感じる、爪を切りにくく感じる、などの症状は、巻き爪の前兆かもしれません。巻き爪の傾向が見られるようであれば、ひどくなる前に予防対策を心がけましょう。
①いつも履いている靴下・靴を見直す
靴下は足指の締め付けのないゆったりしたものを、靴は爪先の細くない、ゆとりのあるものを選びましょう。ハイヒールが履く場合は、足先に体重が集中してしまうので避け、出来るだけかかとの低いものを選びましょう。
②正しい足の爪の切り方
爪切りは3～4週間に1度の頻度で行います。爪の先端は真っ直ぐ切り、四角い形（スクエア）が理想的です。
尖った端の部分はヤスリなどで少しだけ丸めるようにします。
お風呂上がりは爪がふやけて柔らかくなるため、爪切りにはおすすめです。
オススメの巻き爪対策
既にお悩みの方には、リライトソックスの着用がおすすめです。
「指先フリー構造」が特徴のリライトソックスは爪先がゆったりしている大きめに設計なので指先は締め付けすぎず、痛みの軽減につながります。
また、体の観点でいくと巻き爪になるということは、体が歪んでいった結果の可能性があります。
運動不足や長時間の座り仕事などで下半身の筋肉や関節の動きが少なくなり、ポンプ作用が弱った足の歪みを整えることも大事なポイントだと思います！
リライトソックスはテーピングの構造を圧着技術にプラスしていて「足のアーチ機能」が崩れないようにサポートしています。
巡らせる力が落ちてしまった足をポンプの役割を持つソックスが全身の血行を改善します。
足を整えることで下半身だけではなく上半身のゆがみをケアし全身の循環を促進させてくれますので、足指にバランス良く力が加わり正しい歩行姿勢を保つ効果があります。
巻き爪、外反母趾など足のトラブルを抱えている方にオススメの着圧ソックスです。
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まとめ
巻き爪は「自分には関係ない」と思っている方も、誰にでも起こり得る症状です。日ごろから巻き爪を予防していくことが大切です。
周りの方で巻き爪、外反母趾や指先のトラブルを抱えている人がいたら「指先がゆったりしていて体をケアできるソックスがあるよ」と教えてあげてくださいね！
