仕事とアスリートを両立しながらパフォーマンスを維持するために必要なセルフケアや健康習慣について、パデルの五味亮将選手にインタビューしました!
「パデルとの出会い」から「デュアルキャリアで活動するために必要なケア」までたっぷりお話を伺いました。デュアルキャリアの方、パデルに興味のある方の参考になれば幸いです。
Q.どんな子供時代でしたか?
いくつか色んなスポーツをやらせてもらっていて、最終的には親がやっていたテニスを一緒にやっていました。
五味さん 外で動くのがとにかく好きな子供でした。いくつか色んなスポーツをやらせてもらっていたんですよね。ラグビーとか水泳とか、その中にテニスがあって、この3つをやらせてもらいました。
ラグビーと水泳はちょっとはまらなくて、最終的には親がやっていたテニスを一緒にやっていました。テニスを好きになって小学生からずっと大学卒業までやっていましたね。
特に打った時の爽快感っていうのは小学生の時に凄い好きになりました。中学から試合に出始めて、親とテニスをする時間とか試合に出て勝つ時の嬉しさみたいなものを感じるようになったので、爽快感より勝つ時の楽しさやラリーで倒した!みたいなところでテニスを続けられてましたね。
Q. パデルとの出会いを教えてください。
テニスでは考えられないような動きがたくさんあって「なんだこれは!?」って思ったんですね。
五味さん 僕の友人がテニスとパデルをどっちもやっている人がいたんですよね。
その人が「パデルの試合に出るからちょっと見に来なよ」ということで、最初は見るスポーツとしてパデルを見に行きました。それが6年前くらいで。
初めてプレーしているのを見た時にテニスには無いプレー、動き、壁際でくるくる回ったりとか、スマッシュを打たれたらネット前まで走るとか、テニスでは考えられないような動きがたくさんあって「なんだこれは!?」って思ったんですね。
見て凄い面白いスポーツだったのもあって、次の日にはラケットを借りて2時間ぐらい玉出しの練習をさせてもらったところからパデルが始まっています。
当時テニスとパデルを両立して楽しんでいる人が結構沢山いたという話を聞いて、僕も元々はテニスをやっていたので、じゃあテニスとパデル両立出来たら楽しいかなっていうのでちょっとやってみようとなったのが始まりです。
Q. パデルの選手としてやっていこうと思ったきっかけを教えてください。
初めて出た試合で準優勝したので、これは僕も選手としてやっていけるかもという気持ちが芽生えました!
五味さん 実は僕がパデルを始めたその月の三週間後ぐらいに日本で初めて全日本選手権というのがあったんですね。
その動画を見ながら試合に出てみたいなって思っちゃったんです。そこから先は運が良くて、初めてパデルを見に行ったところにいた選手に声を掛けてもらって、パデルを始めて四ヶ月後ぐらいにパデルの公式戦に出ることになったんですよ。
組んでくれた人が凄い強かったんですよ。
当時の日本代表の一人だったんですけど、その人と組ませてもらって初めて出た試合で準優勝しちゃったので、これはもしかしたら僕も選手としてやっていけるかもという気持ちが少し芽生えちゃったんですよね。
テニスの比率が減って、パデルの練習がすごい増えていったので、これが選手生活の始まりだったのかなって思っています。
Q. 会社員とアスリート活動の両立で苦労したことは?
やっぱり時間の使い方ってすごい苦慮
五味さん やっぱり時間の使い方ってすごい苦慮というか、色々試しながらやっていますね。日中はサラリーマンとして仕事をしているので、それ以外の時間をスポーツ選手としての活動にあてています。
練習環境自体も少し見直し始めていて、自分の家から少し遠いところまで行って教えてもらうということが少しずつ増えてきたんですね。
それまでは本当に自分でコートを取って独学でやるみたいな状況だったのが、ここ1、2年ぐらいは人に教えてもらう比率も増えてきましたが、、、、場所が遠いのね(苦笑)
移動に往復2時間とか3時間かかってしまうんですよね。それをしかも仕事が終わった後や平日でやっているので、コートについてから少し準備運動をして、2時間練習をして、また往復で2、3時間ぐらいかけて帰ってきて、夜の11時過ぎとか12時とか全然あったりする状態でした。
じゃあ、この隙間時間はどうやって使っていこうかな?もうちょっと練習に割く時間、移動に割く時間というのを少なくできないか?というのを考えたりしていますね。
ここに関しては「時間管理が出来ている」という感覚を持てると自分に凄い自信が持てるなっていうのがこの1、2年で気付いて、時間管理が出来ている・出来ていないで自分の今の状況が分かったりして、食事を作れる・作れないで自分の管理出来ている出来ていないが分かるようになったんですよね。
どうしても出来ない時はあるんですけど、それをどうやって出来るようにするかというのを色々考えていくことによって自分の活動自体に自信が持てるようになるというか、ここまでやったんだから絶対大丈夫だ!みたいな自信をつけるためにも必要な時間かなと思っています。
Q. パフォーマンスを維持するために心がけていることは?
自分が体に入れるものを自分で理解しておく必要が絶対あると思います。
五味さん 最近の一番はやっぱり「食事」です。凄い気をつけていますね。
選手としてパワフルに活動する、更に体を強くしていくためには、もちろん睡眠もめちゃくちゃ大事なんですけど休息が必要です。
それにもまして、自分が体に入れるものを自分で理解しておく必要が絶対あるなっとこの1年思っていたんですよね。三大欲求の一つじゃないですか、食欲って。
ボディメイクしている人達があれだけ凄い体を作っていると、サラリーマン×アスリートでデュアルキャリアをやっている僕もそこをしっかり出来ることでアスリートとしての自信に絶対に繋がるんじゃないかな。と思いました。
あとはその体にしっかり入れてるものを分かった上で色んなトレーニングとか練習をしていくことで、最大効率目指せるなという風に思ったんですよね。
なので、特に栄養バランスや摂取カロリーを気をつけることで、良い体・フィジカルを作るための努力をしています。
また、気持ちの休め方みたいなところで最近サウナによく行くんですよ。サウナに行ってしっかり体を温めて水風呂に入ると何も考えられなくなるような時間が来るんですよね。
ある種それって自律神経を整えるために凄い大事なことで、忙しくしているとどうしてもあれこれやって色んなことが頭の中に出てきちゃうんですけど、一旦リセットする時間を作ることで、次にやらないといけないこと、やりたいことが出た時にはっきりしている。みたいな状況を作り出す時間を定期的に入れてあげると自分の考えがまとめやすくなります。
次にやるべきことみたいなのが分かるとそれにどうやって時間を使うかを考え始められるようになるので、それこそ良い時間の使い方ができるようになると思うので、最近は特に取り入れています。
Q. アスリート視点で「睡眠」の大切さとは?
一言で言うと人生を豊かにする為には無視できない存在。一番注目しないといけない存在。
五味さん 一言で言うと人生を豊かにする為には無視できない存在。一番注目しないといけない存在。だと思っています。
睡眠をしっかり取る・取らないで疲労を取る・取らないに繋がる。圧倒的に人間のパフォーマンスが変わってくるんですよね。
それこそ休めている人間と休めてない人間だと「想像力」とか「想像したものを具現化する体力」というのがまるで変わってくるなと思うんです。
アスリートの話でいくと「想像力が豊か」でそれを「具現化できる能力」が備わっている特徴があると強い選手だと思います。
しかもその特徴に共感してくれる、応援してくれる人が出来るのにも繋がってくるんですよね。
そして、応援してる人にも元気をあげたい!というお互い共存していく中で、選手自身が創造力とそれを具現化する能力を最大限に持ってプレーしていくことで、自分の人生もそうだし応援してくれる人の人生もどちらも豊かにしてくれるという、凄いプラスなポジティブなパワーを生み出せるなっと思っています。そういう意味で人生を豊かにするためには睡眠は必要不可欠、見逃せないと思います。
Q.今後の展望を教えてください。
サラリーマンとアスリートのデュアルキャリアで出来るんだよっていうのを全力でやって証明する。
五味さん パデル界にいる間の活動目的、目標は選手として日本パデル競技の礎になりたいなと思っています。
日本で始まって10年ぐらいのスポーツでも海外では50年から60年という歴史が深くなってきているスポーツに、新しく日本が突き進んでいくにあたって今全力で取り組んでいくことがこの後の世代にもつながってくると思います。
また、僕の頑張りが良くても悪くてもいいところはもちろん取り入れてくれるだろうし、生き方みたいなところも含めて日本のパデル選手にはこういうやつがいたんだよ。こういう風にすればここまでいけるんだ。っというのをこれからどんどん示していきたいなと思っています。積み重なると日本のパデルの競技レベルがこの先どんどん上がっていくための基盤になってくる。と思っています。
このパデル界で選手として居続ける間は達成できるように本当に色んなことに挑戦していきたいし、トライアンドエラーですよね。本気でやっていきたいなと思っています。
どんな風に具現化するかといいますと、まずは個人の話としては全日本選手権を優勝すること、もう一つはサラリーマンをやりながらパデルアスリートもやりながら試合に出て海外のトップリーグの選手に勝つことがまず僕の中で2つの大きいワードかなと思っています。
やっぱりサラリーマンとアスリートのデュアルキャリアで出来るんだよっというのを全力でやって証明する事でこの後に続く世代で「デュアルキャリアでここまで出来た、じゃあ一本に絞ろう」といったところも見えてくるかなと思うので、僕の今いる環境で成し遂げたいこの2つを満たしていきたいなと思います。
Q.最後にパデルを体験するには?
ラケットや靴を持たずに、運動できる恰好だけあれば体験出来る環境に整えられてきています。
五味さん 実際にパデルを出来る環境はもう整ってきていて、パデルコートの施設自体はまだちょっと多くはないのですが、その所々で体験レッスン、イベントなどがありますし、ラケットや靴を持っていなくても、運動できる恰好だけあれば予約するだけで体験出来る。という環境には今整えられています。
関東圏でもやっぱり東京・千葉・神奈川にはコートができ始めていますし、関西だと大阪・京都・奈良。東海は三重県で結構盛んになってきているので、そういたっところのクラブに行っていただくことで体験ができると思います。
五味選手、本日はありがとうございました!
五味選手のお話を聞いていると、アスリートにとって、優れたパフォーマンスを維持するためには、
トレーニングだけでなく食事や睡眠、ストレスケアも重要な要素だと実感しますね。
そして、サラリーマンとアスリートのデュアルキャリアで日々全力で挑む姿勢は
これからパデルを始める方や日本パデル界の発展に大きな影響を与えられると感じます。
今後もキュアレは五味選手の身体や睡眠コンディションに合わせた商品を提供し、現役アスリートが競技に専念できるよう、健康面のサポートをおこなっていきます。
睡眠の質を高めるTHE MATTRESS
日々の体調管理、健康な体づくりに取り組んでいる五味選手の
「睡眠面」のサポートとして弊社のマットレスを愛用していただいております。
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