「動ける体」は、どうOFFに入るかで決まる。──Fリーグ得点王・横江怜が語る、30代からの“切り替え”という技術

本記事は、元Fリーガー・横江怜さんが、長年トップレベルで競技生活を送る中で向き合ってきた「疲労」と「回復」、そして引退後に感じるようになった“脳の疲れ”についての実体験をもとに構成しています。

【監修者】横江怜(よこえ・れお)|元Fリーガー
Fリーグ初代得点王。Fリーグ通算333試合出場を誇り、“鉄人”として長くトップレベルで活躍。現役引退後は解説・普及活動・指導を通じて、フットサルの魅力を伝えている

昔みたいに体が動かない。
寝ているはずなのに、疲れが抜けない。
家に帰っても、仕事のスイッチが切れない。

30代・40代になると、多くの人が同じ場所で立ち止まります。
でもそれは、努力が足りないからでも、体力が急に落ちたからでもありません。

横江さん

問題は、「頑張り方」ではなく、OFFへの入り方

フットサルという、攻守の切り替えが極端に速い競技で、
Fリーグ初代得点王、通算333試合出場というキャリアを積み重ねてきた
横江怜さんは言います。

勝負を決めるのは、整っている時間じゃない。
切り替えた“直後”です。

これは、スポーツの話であり、
同時に、今を忙しく生きる大人の生活そのものの話でもあります。


目次

結果を左右するのは、「切り替えの速さ」だった

——フットサルは“切り替えのスポーツ”だった

フットサルは、サッカー以上に「止まって・動く」を繰り返す競技です。
奪った瞬間、奪われた瞬間、ミスが起きた直後。
勝敗を左右するのは、整った状態よりも、むしろ崩れた直後の反応

横江さんが現役時代から強く意識していたのは、
「次の一手へ、どれだけ早く入れるか」でした。

点が入るかどうかは、攻撃が整ってからよりも、
奪った直後や切り替えた一瞬で決まることが多い。


30代からは、「頑張り続ける」ほど疲れが残る

若い頃は、多少無理をしても体はついてきます。
でも30代後半から、疲れは「抜けにくいもの」に変わっていく。

横江さん自身も、キャリアの後半で、
プレースタイルだけでなく回復の考え方を変えていきました。

ガムシャラにやるより、
どれだけ“質”を保てるかのほうが大事になってきた。

ここで言う「質」とは、練習量ではありません。
気を張った状態を続けないこと。
きちんとOFFに入れること。


寝ても取れない疲れの正体は、「脳の疲れ」だった

現役引退後、横江さんの生活は一変します。
解説、普及活動、指導。
今度は体よりも、「頭」を使う時間が増えていきました。

現役のときは、寝れば回復した。
でも今は、寝ただけじゃ残る疲れがある。

それが、脳の疲れ

考え続ける状態、判断し続ける状態では、
ただ横になるだけではスイッチが切れない。

ここから、横江さんの「切り替え」に対する感覚は、
より意識的なものへ変わっていきます。


疲れは、自然に抜けない。だから自分でOFFに切り替える

忙しくなるほど、人は「空いたら休もう」と考えます。
でも現実には、空く時間なんて、なかなか来ません。

横江さんが実践していたのは、
回復を待つのではなく、取りにいく発想でした。

移動中、短い隙間、環境を整えること。
中でも象徴的なのが、「OFFに入るための“合図”を作る」という考え方です。


良い枕は、「頭と体を強制的にOFFに入れる儀式」だった

横江さんは、枕を「快眠グッズ」として語りません。

あれは、
体と頭に「もう切っていいよ」って教えるスイッチ。

特に、短時間の休息や昼寝では、
寝る・起きるの境目が曖昧だと、逆に疲れが残る。

だからこそ、スッとOFFに入り、スッと戻れる環境が必要になります。

短い休息ほど、「入り方」が大事になる

横江さんが話していたのは、
「よく眠れるか」よりも、どうやってOFFに入るかという感覚でした。

特に、昼寝や短い休息では、
横になってから眠るまでに迷いがあると、
頭がONのまま時間だけが過ぎてしまう。

キュアレのTHE MAKURAは快眠のための道具というより、
切り替えを助ける”合図のような存在”です。

自律神経の乱れに配慮して設計された枕です。
首や頭まわりの緊張がかかりにくい姿勢をつくることで、
横になったときに体が“休息側”へ入りやすい状態をサポートします。

自分の意思だけではONが切れなくなった状態でも、
体の姿勢や感覚が変わることで、
「今は休んでいい時間だ」と認識しやすくなる。

THE MAKURAについて詳しく知りたい方はこちら

「医師も推奨する枕」そのワケは……?

30代・40代が身につけたい、「疲れを残さない切り替え方」

横江さんの話を通して見えてきたのは、
休息は「量」ではなく、「技術」だということ。

  • ONを長く続けない
  • 疲れきる前に切る
  • 迷わずOFFに入れる形を用意する

これは、特別な才能ではありません。
誰でも、今日から設計できるものです。


まとめ|「動ける体」は、頑張り方ではなく休み方で決まる

30代・40代になって必要なのは、
もう一段ギアを上げることではありません。

むしろ、
きちんとOFFに入れる力を身につけること。

切り替えが上手くなると、
午後の集中力も、判断の安定感も、
家に帰ったあとの時間の余白も、確実に変わっていきます。

横江怜さんのキャリアが教えてくれるのは、
「動ける体」は、頑張り続けた人ではなく、
切り替えられた人に残るという事実でした。

元Fリーガー
横江怜(よこえ・れお)

元Fリーガー。Fリーグ初代得点王。通算333試合出場を記録し、長年にわたりトップレベルで活躍した“鉄人”。現役時代は激しい接触や連戦の中でも安定したパフォーマンスを維持し続けた。元フットサル日本代表&Fリーグ初代得点王、BEST5選手、JFA功労賞、サッカー&フットサル指導や普及で全国へ。JFAフットサル委員、Fリーグ解説者、JFA公認サッカーBライセンス&フットサルBライセンス保持。

引退後は解説者としての活動に加え、育成・普及などフットサルの発展に携わる。2025年4月より、神奈川県のフットサルチーム「FC.vinculo(ヴィンクーロ)」の監督に就任。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次