本記事は、この記事では、子育て中のママの睡眠相談に向き合ってきた
ママスリープコーチ・城田香織(しろた かおり)さんの視点をもとに、
親子で朝を穏やかに迎えるための整え方をお伝えします。

【監修者】ママスリープコーチ・城田香織
産前産後から思春期まで、親子の睡眠をサポートする睡眠の専門家。家庭の生活リズムづくりに詳しく、冬の時期に乱れやすい“親子の睡眠習慣”について現場経験をもとにアドバイスしています。
「あと5分!」と布団にしがみつく子供。
時計を見て焦る私。
最後は「置いていくよ!」と怒鳴って送り出し、静まり返った玄関で一人ため息をつく。
そんな毎朝のやり取りを、いつの間にか「朝の戦争」と呼ぶようになっていませんか。
新学期が近づくこの時期、
子供が朝起きられないこと、
それにイライラしてしまう自分自身に、疲れ切っているママは少なくありません。
でも、変えるべきなのは子供の気合や根性ではありません。
この記事では、新学期前の今だからこそ見直したい子供の体内時計と、ママ自身の睡眠の整え方についてお伝えします。

朝の戦争に疲れていませんか
朝起きられない子供にイライラするママへ
冬休みが明けてしばらく経つのに、生活リズムが戻らない。
そのまま新学期が近づき、不安を感じていませんか。
特に、新一年生やクラス替えを控えたご家庭では、朝の時間が戦場になりがちです。
何度起こしても起きてこない子供。
気づけば声を荒げてしまい、後から後悔する。
今回お話を伺ったママスリープコーチの城田さんも、かつては同じ悩みを抱えていました。
専門家であっても、子育ての現場では感情が先に出てしまうことがあります。
怒ってしまうのは、性格の問題ではありません。
子供に遅刻してほしくない、困らないでほしいという思いがあるからこそ、必死になってしまうのです。
なぜ朝の戦争は起きるのか
朝起きられない子供と体内時計の乱れ

「夜更かししているから」
「怠けているだけ」
そう思ってしまうこともありますが、実は子供の体の中で体内時計が乱れているケースも少なくありません。
平日の睡眠不足を補おうと、土日に遅くまで寝かせていませんか。
この生活が続くと、体内時計が後ろにずれ、平日の朝に起きられなくなります。
この状態は、社会的時差ボケと呼ばれることもあり、
起立性調節障害の症状と重なる場合もあります。
さらに冬は日照時間が短く、気分が落ち込みやすい時期です。
冬季うつやウィンターブルーと呼ばれる状態も重なり、朝の不調が強く出ることがあります。
平日と休日の起床時間の差は、できるだけ1〜2時間以内に抑えること。
それだけでも、朝の戦争は少しずつ和らいでいきます。
ママのイライラが朝の戦争をつくる理由
もう一つ大切なのが、ママ自身の状態です。
子供は言葉よりも、空気や雰囲気を敏感に感じ取ります。
朝、早口で声をかけている時。
肩や首に力が入り、呼吸が浅くなっていませんか。
その緊張感は、子供にも伝わります。
自律神経が乱れ、余計に目覚めにくくなることもあります。
朝の戦争をやわらげるゆっくり話すという工夫
朝、子供に声をかける時は、意識してゆっくり話してみてください。
話すスピードを落とすだけで、呼吸が整い、体が落ち着きやすくなります。
ママの空気が変わると、子供も安心しやすくなります。
それだけでも、朝の戦争は少しずつ形を変えていきます。
新学期前に終わらせたい朝の戦争
できる2つの準備
新学期が始まってから慌てて変えようとするよりも、
今の時期に少し整えておくことが、朝の戦争を減らす近道です。
光で体内時計をリセットする

人の体内時計は、光を浴びることで朝だと認識します。
2月から3月にかけての朝は暗いため、起床時間の15分前に部屋の電気をつけてみてください。
いきなり起こすのではなく、まずは光で合図を送る。
それだけで、脳は目覚めの準備を始めます。
ママ自身の睡眠を整える

子供のために何かを変えたいなら、まずはママ自身の睡眠を見直してください。
首や呼吸が整うことで、翌朝の体の軽さが変わります。
ママに余裕が生まれると、朝の対応も変わってきます。
ママの笑顔は、子供にとって何よりの安心材料です。
ママ自身の回復環境を整えるという選択
朝の余裕は、前日の夜の回復状態に大きく左右されます。
特に、首や肩に力が入りやすい状態で眠ると、
睡眠時間を確保していても疲れが残りやすくなります。
ママ自身の睡眠環境を整える視点として、
「頚椎がどのように支えられているか」を見直すことも一つの方法です。
THE MAKURA は、
頭と肩を面で支えながら、首に余計な圧が集中しにくい構造を持っています。
寝ている間に力が抜けやすい姿勢を作ることで、
朝の体の感覚に変化を感じる方もいます。
ママの体に少し余裕が生まれることで、
朝の声かけや空気感が変わることもあります。
子供の体内時計を整える前に、大人の回復環境を整える視点も大切です。
朝の戦争を一人で抱え込まないでください

子供の寝坊対策や新学期前の生活リズムづくりは、家庭ごとに違います。
ネットの情報だけで解決しようとせず、専門家に相談することも選択肢の一つです。
体調不良や強い不調がある場合は、医療や睡眠の専門職に相談するようにしてください。朝の時間が変わると、1日の流れが変わります。
新学期を、親子で少し穏やかに迎えるために、今できることから整えていきましょう。






















































































































































































